
海外事業における業務デジタル化の勘所(第4回)プロジェクトの立ち上げと進め方 - 業務・システム刷新の実現に向けて
RFPの回答を基にソリューション及びベンダー選定が完了した後は、新システムの導入プロジェクトを実行するフェーズに移っていきます。本回ではプロジェクトの進め方や注意点についてお話していきます。
RFPの回答を基にソリューション及びベンダー選定が完了した後は、新システムの導入プロジェクトを実行するフェーズに移っていきます。本回ではプロジェクトの進め方や注意点についてお話していきます。
システムへの要件を書き出した後は、それらの要件を満たすためのソリューションの選定を行うプロセスに入っていきます。第三回では、システムの要件を基にソリューションや導入ベンダーの選定を行っていく際のポイントについてお話ししたいと思います。
前回のコラムでは業務分析による課題の洗い出しと優先度の付け方について記載しました。第2回では、洗い出された業務・経営の課題解決に向けてのシステム化計画や、要件検討のポイントについて書きたいと思います。
「OKY」と「OKI」という言葉をご存じだろうか。「OKY」とは「お前がここに来てやってみろ」の略で、海外拠点の現地駐在員が現地事情を理解していない日本本社に対して不満を表す隠語のことだ。一方、「OKI」は「お前の代わりはいくらでもいる」の略で、本社側が現地駐在員を非難する時に使う。
日本本社からタイの現地法人に赴任したが、タイ人の社員が思い通りに動いてくれない、報告が上がってこない、納期を守らない――。こんな悩みを抱えている駐在員も多いのではないだろうか。しかし、実はタイ人の文化や価値観を理解できていないあなたにこそ原因があるかもしれない。
コラム「海外事業における業務・システム刷新の勘所」では、過去に携わった数十社におけるプロジェクト経験に基づいて、海外事業の業務設計やシステム導入の進め方・ポイントについて、数回に分けて考察していきます。
日系製造業が数多く進出するインドネシアの工業団地にB-EN-Gインドネシア が設置したサテライトオフィスが注目を浴びている。大半のITベンダーが首都ジャカルタにしか拠点を持たない中、顧客企業から「迅速なサポートでとても助かる」と好評だという。
ビジネスエンジニアリング株式会社(B-EN-G)の海外現地法人として5拠点目となる「B-EN-Gアメリカが米国シカゴに設立されて10月で丸3年になる。製造業向けIoTソリューションの販売に力を入れているが、進出した当初は日米の文化的な違いに対応できず営業活動で戸惑ったという。