会計管理

海外プロジェクト成功に欠かせないこと ~本社と現地のシステム構築~【ストップ!OKY・OKIシリーズ第3弾】

第2弾では、OKY(お前、ここに来てやってみろ!)・OKI(お前の代わりはいくらでもいる!)に悩みながらもシステム構築(導入)プロジェクトが始まったことを想定し、海外プロジェクトに関わる人・組織上の問題とその解決のヒントを解説した。第3弾では、プロジェクト期間中、常につきまとう「言語」や「ツール」の問題とその解決策を述べつつ、最後に新システム本稼働後、OKY・OKIを乗り越えてプロジェクトをハッピーエンドに運ぶための「OKD(お前とここで大成功!)」を提言したい。

海外システム導入プロジェクト推進の落とし穴・運営のポイント【ストップ!OKY・OKIシリーズ第2弾】

第2弾では、システム導入プロジェクトが決定したことを想定して、その後のプロジェクト運営における落とし穴とその回避ポイントを解説する。現地で経営・運営を行っている日本人駐在員と、本社で海外拠点を管理・サポートする立場の方をイメージしながら筆を進めてみた。OKY・OKI脱却のヒントになれば幸いである。

日米公認会計士が語るタイ会計システム導入、成功のカギはコミュニケーション?

日米公認会計士が語るタイ会計システム導入、プロジェクト成功の秘訣は?

世界のビジネス環境は、ここ数年で大きく変わった。日本とタイもその例外ではない。以前のように現地に出張ができず、日本から現場の様子が正確に把握できない状況が続いている。タイに進出する日系企業の多くはすでに何らかの会計システムを導入しているが、テレワークが進み、とりわけクラウド会計システムへのニーズが拡大している。先行き不透明な状況が続くなか、アフターコロナに備えて今のうちにテレワークにも対応可能な会計システムを整備しようという企業は少なくないようだ。

大塚製薬株式会社

在庫管理から会計処理まで 一気通貫で管理する仕組みを タイとミャンマーで構築 月次締め処理も効率化し 残業時間を大幅削減

国内発売開始からロングヒットを続ける健康飲料である「ポカリスエット」で知られる大塚製薬株式会社。同製品を含む健康飲料事業のさらなる拡大を目的に、同社ではタイおよびミャンマーへ設置した拠点に、ビジネスエンジニアリングのクラウド型国際会計&ERPサービス「GLASIAOUS」(グラシアス)を導入。見たいデータを見たいフォーマットで日本からでも簡単に確認できる仕組みを実現し、経理・財務にまつわる管理業務の効率化を実現している。

YAMASA ASIA OCEANIA CO., LTD.

自計化で迅速な経営判断が可能に クラウドの利点を生かしてコロナ禍のリモートワークを実現し業務を止めず事業を継続

ヤマサ醤油株式会社のタイ現地法人、YAMASA ASIA OCEANIA CO., LTD.では、業務の効率化を目的に、ビジネスエンジニアリングのクラウド型国際会計&ERPサービス「GLASIAOUS」を導入。受発注・在庫管理などの業務の効率化、また、自計化(自社会計への移行)の実現によってリアルタイムに財務状況を把握し、財務諸表に基づいた迅速な経営判断を可能にした。

コロナ禍の海外事業、ピンチをチャンスに変えるリモート活用術

長引くコロナ禍によって、海外事業のありかたは大きな変革を余儀なくされている。国をまたいだ移動が制限される中で、日本からの出張を前提としていた業務はどうすればよいのか。厳しい環境の中でも海外進出に成功する企業の特徴や、現地法人不要の進出方法、遠隔対応が難しい会計監査など、コロナ禍の海外事業のリモート活用術を紹介する。

ベトナム人社員の離職どう防ぐ? 進出27年の老舗に学ぶ

日系企業の海外進出先としてベトナムが注目を集めている。市場の成長性や安定した政治体制に加え、優秀な労働力が豊富な点が大きな理由だ。一方で、社員の離職率の高さに悩む企業も多い。mcframeのパートナー企業で、同国に進出して27年になる三谷産業の子会社、Aureole(オレオ) Information Technology Inc.(AIT)の桶葭(おけよし)宗賢社長に、ベトナムの人材を定着させるコツや幹部育成の仕組みについて聞いた。

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