ビジネスエンジニアリングのタイ現地法人「B-EN-Gタイ」とは?
B-EN-Gは海外進出されているお客様からのグローバル管理ニーズにお応えするために、海外で利用できる製品/サービスの開発・提供や海外現地でのシステム導入支援に取り組んでいる。中国、タイ、シンガポール、インドネシア、アメリカに拠点を有し、そのうちの1つがB-EN-Gタイ(Toyo Business Engineering (Thailand) Co., Ltd.)である。
B-EN-Gタイとは
ASEANでは最初の拠点としてバンコク市内に2003年設立された。タイに進出している日系企業を中心に、生産管理、原価管理、会計管理、IoTソリューション等の導入支援やコンサルティングを提供し、デジタル化支援を行っている。長年培われた現地パートナー経由での導入や現地企業への導入も増えている。B-EN-Gタイには約40人の現地社員が在籍。タイ語が堪能な日本人社員も数名いる。
B-EN-Gタイの強み
- mcframe GAの導入実績が豊富
mcframe GAが旧製品名A.S.I.A.(エイジア)として展開をしていたころから、タイでは多くの導入実績があった。そのころからの経験豊富な社員も現在勤務し、ASEAN地域を中心に導入、および保守サービスを提供している。
詳細記事はこちら - 日タイ連携のIoTを活用した人材育成プロジェクト(LIPE)を支援
日系企業などがタイの中小製造業のエンジニアを対象に、シンプルなIoTセンサーを効果的に活用し生産性を高める仕組みを教えている。経済産業省と海外産業人材育成協会(AOTS)が進める現地の人材育成支援策であり、日タイの産官学が連携するプロジェクトをB-EN-Gタイも支援している。
詳細記事はこちら
日系企業への支援実績
mcframe生産管理・原価管理・会計管理を中心に日系企業向けに導入支援を行い、2022年5月現在では200社ほどの実績がある。また、この2,3年では、IoTソリューションの需要も高く、mcframe SIGNAL CHAINやmcframe RAKU-PADの導入社数も着実に増えている。
B-EN-Gタイが導入した導入事例
- MILBON (THAILAND) CO., LTD.様: 初の海外工場で生販垂直立上げを実現 生産・販売と会計管理システムの連携で更に強固な基盤を築く
- SIAM ARATA CO.,LTD.様:標準プロセスの短期間導入と個別ニーズに応じた柔軟な対応がカギ タイのマーケットにフィットするmcframe GA
取り扱い製品・サービス
- mcframe生産管理・原価管理
mcframe生産管理・原価管理は、製造業様の強みを引き出し、経営環境の変化にも柔軟に対応しながら、企業の成長を支援するパッケージ。 - mcframe GA
多言語、多通貨、多拠点機能を持ち、会計から販売、購買、在庫といった幅広い業務に対応する海外拠点向けコンパクトERPパッケージ。 - mcframe SIGNAL CHAIN
「稼働モニタリング」と「設備メンテナンス」の2つのモジュールで製造現場の迅速な問題把握と改善を支援するIoTパッケージ。 - mcframe RAKU-PAD
手書き帳票のフォーマットをそのままタブレットの入力フォームに変換し、簡単に「作業実績入力」や「品質管理」等をデジタル入力。データ分析まで一気通貫で実現するソリューション。 - mcframe MOTION
臨場感ある現場教育が手軽にできるVRトレーニング・システムの「mcframe MOTION VR-learning」と、カメラから取得される位置情報や画像を用いて、人の作業や姿勢を計測し、効率化や生産性向上を支援する分析システムの「mcframe MOTION Human-tracking」の2製品で構成され、「人の動き」に関連する情報の活用を担うソリューション。
その他おすすめ記事
- 日米公認会計士が語るタイ会計システム導入、プロジェクト成功の秘訣は?
- 【海を渡る日本流IoT教育】①データ活用の新潮流 タイで産声
- タイ人の心を開く 日本人マネジャーの心得3選
- 部下も息子も育てる 頼れるママさん管理職
現地法人サイトはこちら