ビジネスエンジニアリングのアメリカ現地法人「B-EN-Gアメリカ」とは?

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B-EN-Gは海外進出されているお客様からのグローバル管理ニーズにお応えするために、海外で利用できる製品/サービスの開発・提供や海外現地でのシステム導入支援に取り組んでいる。中国、タイ、シンガポール、インドネシア、アメリカに拠点を有し、そのうちの1つがB-EN-Gアメリカ(Business Engineering America, Inc.)である。

 

B-EN-Gアメリカとは

2017年、海外現地法人の5拠点目として米国シカゴに設立された。B-EN-Gアメリカは北米地域(アメリカ、カナダ、メキシコ)に進出している日系企業を中心に、IoTソリューション、生産・原価管理や会計システム等の導入支援やコンサルティングを提供し、デジタル化支援を行っている。最近では非日系の現地企業へのIoTソリューションの導入も増えている。日本での在住経験のあるバイリンガルの現地社員も在籍している。

B-EN-Gアメリカの強み

    • 日本の『カイゼン』文化をIoTソリューションで展開
      B-EN-GのIoTソリューションには、地道に『カイゼン』を続けてきた日本の製造業の知見が詰まっている。現場データの収集・分析が簡単に行えるようになっており、自社で必要な設定が簡単にできるのも特徴。IoTによって収集された大量のデータを分析し、現場で活用できるようにすることで、勘と経験だけではなく、データに基づいて分析や議論ができる企業文化の育成を支援している。
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    • ペーパーレスを実現する現場の記録・報告・閲覧ソリューション「ConMas i-Reporter」の北米地域総代理店
      日本を始め全世界で2700社超の導入実績がある「ConMas i-Reporter」(開発元:株式会社シムトップス)を組み込み、帳票ペーパーレス化ソリューション「mcframe R-PAD」(北米以外ではmcframe RAKU-PAD)として販売している。同製品は、タブレットからの帳票入力機能とリアルタイムでのデータの集計分析機能を持ち、製造業を中心としたお客様の作業効率向上、製品品質強化への効果が高い。日本本社からの横展開だけではなく、米国工場から日本本社に展開する事例もでてきている。
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日系企業への支援実績

mcframeは米国とメキシコの日系企業向けに、2022年6月現在で70社ほどの実績がある。中でも、IoT ソリューションの需要が高く、稼働モニタリング・設備メンテナンスの製品「mcframe SIGNAL CHAIN」やペーパーレス化を実現する製品「mcframe R-PAD」の導入社数が増えている。

B-EN-Gアメリカが導入した事例

取り扱い製品・サービス

  • mcframe生産管理・原価管理
    mcframe生産管理・原価管理は、製造業様の強みを引き出し、経営環境の変化にも柔軟に対応しながら、企業の成長を支援するパッケージ。
  • mcframe GA
    多言語、多通貨、多拠点機能を持ち、会計から販売、購買、在庫といった幅広い業務に対応する海外拠点向けコンパクトERPパッケージ。
  • mcframe SIGNAL CHAIN
    「稼働モニタリング」と「設備メンテナンス」の2つのモジュールで製造現場の迅速な問題把握と改善を支援するIoTパッケージ。
  • mcframe RAKU-PAD (B-EN-Gアメリカではmcframe R-PADとして販売
    手書き帳票のフォーマットをそのままタブレットの入力フォームに変換し、簡単に「作業実績入力」や「品質管理」等をデジタル入力。データ分析まで一気通貫で実現するソリューション。
  • mcframe MOTION
    臨場感ある現場教育が手軽にできるVRトレーニング・システムの「mcframe MOTION VR-learning」と、カメラから取得される位置情報や画像を用いて、人の作業や姿勢を計測し、効率化や生産性向上を支援する分析システムの「mcframe MOTION Human-tracking」の2製品で構成され、「人の動き」に関連する情報の活用を担うソリューション。

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