中国発、世界行き。B-EN-G上海の進む道
2000年代前半、世界各国の製造業はこぞって中国に進出した。当時を知る、現総経理の孫強に初の海外拠点であるB-EN-G上海と瀋陽に新設した開発・保守センタ―について聞いた。
2000年代前半、世界各国の製造業はこぞって中国に進出した。当時を知る、現総経理の孫強に初の海外拠点であるB-EN-G上海と瀋陽に新設した開発・保守センタ―について聞いた。
アーレスティでは、ダイカスト製品の加工プロセスにおいて、刃物交換や寸法調整、チョコ停などの非稼働時間をいかに短縮し、稼働時間を最大化するかが課題だった。そこで、加工ラインの稼働状況を見える化する仕組みの導入を決定。ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)の製造業向け“IoT”パッケージ「mcframe SIGNAL CHAIN」を導入したことで、リアルタイムで稼働状況の把握ができるようになり、製造ラインにおけるボトルネックを見つけ出し改善活動にも生かされている。
海外拠点の情報基盤として「mcframe GA」を導入。海外拠点の経営情報を、明細レベルで把握できる仕組みを構築し、迅速かつ柔軟な意思決定のための環境を実現した。
タイ、シンガポール、香港、上海、米国の5つの拠点で個別に導入されていたERPシステムを、クラウドサービスを活用してmcframe GAに統合し、リアルタイムにデータ分析が可能な仕組みを構築した。
本社はもちろん、現地のスタッフにも使いやすく、ローカルの会計基準や多言語、多通貨に対応した会計パッケージとして、タイ、アメリカ、中国拠点にmcframe GAを導入した。
メインフレームで稼働していた基幹業務システムをオープン化するにあたり、「mcframe」を国内と中国拠点に導入した。複数のERPシステムを比較検討した中、同社が運用してきたレベルの高い原価計算の仕組みと同等の機能を提供するなど、ビジネスプロセスにマッチする機能を備えていたことが導入の決め手になったという。
印刷関連機器と消耗品の開発、製造、販売を事業として展開する理想科学工業。「世界に類のないものを創る」という開発ポリシーに基づき、独自の製品やソリューションを提供している。将来的な生産体制の変化に柔軟に対応するとともに、より一層の業務の効率化を目指し、「MCFrame XA 生産管理」および「MCFrame XA 原価管理」を導入した。