導入事例

散在したシステムやデータをmcframeで一元化 製造現場にとどまらない全社的な業務プロセス改善に貢献

株式会社創美工芸のグループ会社である創美工芸(常熟)有限公司は、mcframe生産管理・原価管理とmcframe GAを採用し、従来のERPシステムをリプレースした。10種類あったサブシステムを統合して生産管理から財務会計までのデータの一元化を実現。業務効率化を達成するとともに、MRPの高度化や新たに原価管理の仕組みを採用したことで、業務改善を促進している。

グローバル22拠点の会計システムを mcframe GA に統合

国際事業を強化しているセンコーグループホールディングスは、強みとするM&Aのノウハウ を活かしながら海外事業を大きくしてきた。だが、そうした中で課題となったのが財務経理業務である。各拠点がバラバラの会計システムを利用したままでは、連結決算にも多大な時間と手間を費やしてしまう。そこでグローバル共通の会計システムとしてビジネスエンジニアリング(B-EN-G)のmcframe GAを導入。本社および各拠点の業務負荷軽減を実現するほか、経営の意思決定を支える管理会計の取り組みを強化し始めている。

アメリカ現地企業で日本発IoTシステムを導入 信号灯から設備稼働を把握し無人稼働と稼働率向上を実現

米国ウィスコンシン州に拠点を置く大手アルミニウムメーカーのMid-States Aluminumでは、工場内の生産設備の稼働状況を可視化できておらず、稼働率を改善する上で課題を抱えていた。パトライト®信号灯無線システムとmcframe SIGNAL CHAINの導入により、稼働状況のリアルタイムな可視化を低コストで実現。現場コミュニケーションの円滑化や設備停止の原因特定を含む改善活動により、生産性を大きく向上させている。

販売、会計・税務に関するシステムやサービスを統合 「駐在員不要」の体制を整え大幅なコスト削減へ

繊維機械、ロジスティクス&オートメーション、クリーンFA、工作機械などを展開する老舗機械メーカーの村田機械は、グローバルな事業を拡大している。そうした中で重要な役割を担っているのがタイ拠点だが、販売や会計・税務業務を支えるシステムが十分な機能を果たしておらず、ビジネスのボトルネックとなっていた。こうした課題を解決するために同社では、ビジネスエンジニアリングの海外進出企業のための会計/ERPクラウドシステム「mcframe GA」を導入。分断された業務をシステムで統合することで効率化とコスト削減を実現した。

スマートファクトリーの実現に向け自動入力の仕組みを構築し業務効率の向上を実現

クレハグループの生産拠点、呉羽(常熟)フッ素材料有限公司は、リチウムイオン電池の部材などに使われるフッ化ビニリデン樹脂を中心に高性能フッ素樹脂を生産する企業だ。同社では、プラントの制御・管理システムがカバーしていない領域で、紙ベースの記録を行う場面が多く、それによってデータの精度・鮮度に問題があり、そのままではデータを活用しづらいことが課題にあがっていた。その対策として2021年からビジネスエンジニアリング(B-EN-G)の現場のためのデータ記録・分析・活用ツール「mcframe RAKU-PAD」を導入。部署によっては、QRコードを利用した担当者名やロット番号の自動入力、電子天秤とのインターフェースによる自動入力など先進的な活用もみられ、現場主導でのスマートファクトリー化が進んでいる。

コロナ禍の中国で新工場を建設 日本と現地の連携とタイ拠点での導入ノウハウで生産管理システム導入を円滑に遂行

美容室向けヘア化粧品メーカーのミルボンは、成長著しい中国市場でのビジネスを強化するために、2021年に中国・浙江省に工場を建設した。タイに続く国外2拠点目の新工場の生産管理システムには、すでにタイ工場で導入していた実績からビジネスエンジニアリングの製造業向けパッケージ「mcframe」を採用。コロナ禍でリモート対応を含む導入作業を強いられる中、ミルボンとB-EN-G双方の本社と海外拠点がうまく連携することで、スムーズな導入を実現した。

大塚製薬株式会社

M&Aで規模が拡大した国内グループ会社の管理会計を強化 キャッシュフロー計算書も容易に作成可能に

商社・医薬品メーカーとして知られる興和株式会社は、近年M&Aによって事業を拡大し、国内グループ会社が40社に増大。これらのグループ各社における管理会計の高度化を目的として、ビジネスエンジニアリング(B-EN-G) の「GLASIAOUS」をグループ横断で導入した。管理会計に必要となる各社のデータの統合作業を効率化することで、帳票作成の迅速化を実現し、経営指標の可視化も行いやすくなっている。

大塚製薬株式会社

インド固有の複雑な会計ルールや税法、電子インボイスに対応 日本本社との連携を可能とするグローバル経営基盤を構築

企業の海外進出支援事業を強化している日本経営ウィル税理士法人は、インドに新たな現地法人を設立し、会計税務や記帳代行などのアウトソーシングを開始した。このサービスの提供基盤、そしてインド法人自らの基幹業務システムとして、ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)のクラウド型会計&ERPサービス「GLASIAOUS」を導入。インド固有の複雑な税法や電子インボイスに対応するとともに、インドと日本間のスムーズな情報連携によるグローバル経営を実現している。

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