母国タイの産業の発展を願う ふたりの女性管理職
アジアの日系企業では、幹部社員のローカル(現地人)化が課題となっており、タイもその例外ではない。B-EN-Gタイでは、8人いる管理職のうち3人がタイ人。女性の社会進出が進む同国を象徴するかのように、全員が女性だ。今回はその中からエイとベルのふたりを紹介する。
アジアの日系企業では、幹部社員のローカル(現地人)化が課題となっており、タイもその例外ではない。B-EN-Gタイでは、8人いる管理職のうち3人がタイ人。女性の社会進出が進む同国を象徴するかのように、全員が女性だ。今回はその中からエイとベルのふたりを紹介する。
2000年代前半、世界各国の製造業はこぞって中国に進出した。当時を知る、現総経理の孫強に初の海外拠点であるB-EN-G上海と瀋陽に新設した開発・保守センタ―について聞いた。
B-EN-Gインドネシアには、製造現場やシステムを深く理解し、日本語や日本の企業文化にも精通したインドネシア人SE兼コンサルタントがいる。日系企業へのきめ細やかなサポートが評判のディマスとアディだ。彼らにインドネシアならではの課題と日系企業へのサポートの意義について聞いた。
2億6,000万人という世界4位の人口を抱える巨大市場・インドネシア。日系企業の進出ピークは過ぎたものの、東南アジア諸国連合(ASEAN)向け加工貿易の重要拠点として自動車業界を始めとする日系各社は生産の安定化を図ると同時に、整備が進む各種法制度に合わせたきめ細やかな対応が求められるようになった。
東洋ビジネスエンジニアリングのインドネシア現地法人、PT. Toyo Business Engineering Indonesiaは、同社の生産・原価管理パケージの「mcframe」を導入しているユーザーの日系企業同士が交流する会、MCUG(MCFrame User Group)を年に2~3回開いている。
東南アジアのシンガポールとマレーシア、タイ、ベトナムの4カ国に5拠点を構え、日系企業向けに工場やビル建物の電気、空調、配管などの設計から施工、メンテナンスを手掛けているのが、電気設備工事大手の株式会社九電工(本社・福岡市)のグループ会社、九電工東南アジア(統括拠点:シンガポール)だ。
mcframeのユーザが集まるMCFrameユーザ会(MCUG:MCFrame Users Group)がタイ、バンコクで開催された。2014年、海外拠点としていち早くタイでユーザ会を立ち上げ、当初は日本人セッションのみの開催だったが、2017年からタイ人セッションをスタートさせた。
タイ工業省の管轄機関の一つである、Thai-German Institute(TGI)は、ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)のIoT(モノのインターネット)ソリューション「mcframe MOTION」を活用し、タイ国内の中堅製造業向けに技術者の研修プロジェクトに取り組み始めた。