現地マネジメント (3)

インドネシア法人でのクラウドERP導入 Before/Afterを語る (前編)

今回はB-EN-Gインドネシアが、ビジネスエンジニアリングが提供しているクラウド型国際会計&ERPサービスの「GLASIAOUS」の導入に至った背景から導入、本稼働に至るまで、B-EN-Gインドネシア、そして記帳代行を委託している現地の日系会計事務所であるPT Asahi Networks Indonesia(以下、朝日ネットワークス)、B-EN-G本社経理部のメンバーに赤裸々に実態を語ってもらった。

ここでしか聞けない!海外拠点のリアル話。海外拠点見える化システムの作り方

国境を超えた経済活動が当たり前となる中、グローバルでの経営の舵取りのために海外拠点/工場の実績の可視化が急務となっている。もっとも、各国の拠点ごとにバラバラのシステムが既に運用されているとなれば、データの粒度や精度が揃わずに一筋縄にはいかない。海外拠点については比較的ライトなERPパッケージで統一を図ることが理想形の一つとなるが、本社と現地の事情や思惑が噛み合わずになかなかうまく行かないとの声も漏れ伝わってくる。 先駆的な企業はいかにして難局を乗り切っているのか。

【海を渡る日本流IoT教育】②自動化への第一歩 LIPEで後押し

日タイ連携のIoTを活用した人材育成プロジェクトLIPE(Lean IoT Plant management and Execution:リペ)の取り組みを紹介するシリーズの2回目。今回はプロジェクトに参画する4人による座談会の模様をお届けする。LIPEの前身となるプロジェクトでは、タイの製造業の自動化が容易ではない現実が見えたという。いったいなぜか。そしてそれをLIPEによってどのように克服していくのか、4人が思いのたけを語った。

【海を渡る日本流IoT教育】③タイランド4.0の実現 どう支援する?

日タイ連携のIoTを活用した人材育成プロジェクトLIPE(Lean IoT Plant management and Execution:リペ)の取り組みを紹介するシリーズの3回目。今回は2回目に続き、プロジェクトに参画する4人による座談会の模様をお届けする。タイ政府が2016年に発表した「タイランド4.0」によって、タイの中小企業の間にある「誤解」が広がってしまい、工場のIoT化が足踏みしているという。もつれた糸をLIPEがどう解きほぐすのか。

【海を渡る日本流IoT教育】①データ活用の新潮流 タイで産声

工場のIoT化と言えば、大量のセンサーをさまざまな場所に設置するのが一般的なイメージだ。しかし、資金に限りがある中小企業にとってはハードルが高く、導入したとしても取得した膨大なデータを有効活用するのは難しい。こうした問題に対して解決策を示す画期的なプロジェクトが今、海を越えたタイで動き出している。

「DX人材=IT専門家」は大誤解 自社育成が不可欠の理由

「デジタルトランスフォーメーション(DX)に精通した人材と言えば、ITベンダーで働くエキスパートというイメージをお持ちの方が多いのですが、実は違います」。そう説くのは、米国で製造業向けIoTソリューションの販売に力を入れるB-EN-Gアメリカの社長・館岡浩志だ。一体どういうことなのか。コロナ禍からの復興が急速に進む米国で日系製造業が備えるべき製造現場DXの進め方とその人材像について解説する。

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